Interview03
神戸フランツumieモザイク店 店長
K.Aさん
2008年入社
入社15年目。製菓専門学校を卒業後、製造職としてフランツ株式会社に入社する。当時の上司から勧められ販売職に転向し、数々の店舗で販売スタッフや店長としての経験を積む。現在は『神戸フランツumieモザイク店』で店長として手腕を発揮する。同ブランドで好きな商品は「神戸半熟チーズケーキ」。
インタビュー
現在は販売の店長として、お客様対応、店舗の運営、シフト管理などを担当しています。お店には新しい商品が続々と登場するので、販売スタッフとしては最初のお客様のような感覚で試食できるのが楽しいですね。商品の魅力を直接お客様に伝える役割を担っています。
もともと「神戸のお菓子屋さんで働きたい」と思っていた中で、神戸フランツのチーズケーキが好きだったのもあって。「ここで働いてみたい!」と思い、応募しました。憧れのお店だったんです。
思ったよりも生産規模が大きく、一般的なケーキ屋さんとは違うなと感じました。神戸フランツは「お土産屋さん」という側面が強く、工場で生産した商品を店舗で仕上げるスタイルです。販売スタッフは主に接客に集中できるので、お客様とのコミュニケーションが深まります。新商品をいち早く試せるのも魅力ですね。
お客様と直接お話しできることですね。「ありがとう!」と感謝されると、やっぱり嬉しいです。例えば、「このお菓子を手土産にしたいけど、どれがいい?」と相談されて、一緒に選んであげたときに「助かりました!」と言われると、やりがいを感じます。特に観光で訪れるお客様が多いので、「旅の思い出になるような商品を届ける」という特別感があります。
すごく和やかで、みんな穏やかですね。特に「個性が強すぎる人がいなくて、平和」というのが働きやすさのポイントかもしれません。女性スタッフが多いですが、みんな思いやりがあって、お互いに助け合う雰囲気があります。
ただ自分の仕事をするだけでなく、「周りを見ながら動く」という意識が自然と身につきました。新人スタッフがいるとフォローしながら動かなければいけないので、視野が広がったと思います。また、店舗が混雑すると対応が大変ですが、スタッフ全員で助け合うことで乗り越えられるようになりました。
「ほったらかしにされない」ことが安心感につながりました。いきなり「これやって!」と放り出されるのではなく、先輩や周りのスタッフがちゃんと見てくれるので、分からないことはすぐ聞ける環境でした。特に、接客の立ち姿勢や声の出し方など、細かいところも指導してもらえたのがありがたかったですね。こういったことは、自分がベテランになっている今、後輩のみんなに対して特に気にしていることでもあります。
これまで店舗運営をメインでやってきましたが、今後は商品のアイデアを出してみたいです。現場でお客様と接しているからこそ、「こういう商品があったらいいのに」という声を届けられると思うので、会社に提案してみたいですね。例えば、お客様が「この商品、お土産でまとめて買いたいけど、個包装がないのが惜しい」といった意見を話してくれることがあります。そういった声を形にして、もっとお客様に喜んでもらえる商品を生み出したいです。そして、そういうふうに提案してみよう、挑戦してみようと考えられる社内の環境も大事にしていきたいですね。
「観光のお客様と一緒にワクワクできる仕事」です!普通の接客業とは少し違って、「旅の思い出の一部になる」というのが、この仕事ならではの楽しさだと思います。お客様の「楽しい気分」をより良いものにできる、そんな仕事ですね。
1日のスケジュール
11:00
既に出勤しているスタッフ
一人ひとりと挨拶を交わし、
接客を始めます。
11:30
納品された商品を受け取り、
ストックの整理・陳列を行います。
14:00
混雑状況など、タイミングをみて
休憩に入ります。
15:00
接客の合間を見て、
シフト作成など事務作業を行います。
20:00
締め作業を行い、入店する商業施設に
1日の売り上げを報告して、退勤します。
入社までの経歴
専門学校を卒業後、新卒で神戸フランツに入社しました。最初は製造部門に配属されて、2〜3年ほど働いていました。その後、販売の仕事に移り、今に至ります。ずっと県内の店舗を担当していて、神戸市内のお店をいくつか経験しました。